出産の兆候を知らせる10のサインとは

その他

出産準備はできていますか?

3つのことを準備しましょう。
・子ども部屋に必要なものを買う。
・入院するための荷造りをする。
・パートナーから出産祝いをゲットする。

いよいよ出産

数ヶ月間楽しみにしていた(と同時にひどく恐れていた)イベントです―赤ちゃんの誕生!未来のママの多くは出産のサインはどんなものだろうかと思って(そして恐れて)います。いつ起きるの?どんな感じ?どれくらい時間がかかるの?そして多くのママが持つ疑問―生まれるタイミングはどうしたらわかるの?人によって出産はさまざまですから、最初の3つの質問に答えるのは難しいです。しかし4番目については助言ができます。注意すべき明確な出産のサインがあります。注意を払えば、こう聞こえてくるでしょう。赤ちゃんが生まれるよ!

陣痛の前:出産前の1~4週間

1.赤ちゃんが「落ちる」

出生の数週間前に、赤ちゃんは骨盤に降り始めます(初産の人に限る。経産婦だと、通常この「降臨」は出産間際まで起こりません)。赤ちゃんは出口を作るために、頭を下にして低くし、体勢を整えています。あなたは今まで以上によちよち歩きになるかもしれません。また、赤ちゃんの頭が膀胱を押すので、妊娠初期のように頻繁にトイレに行くことになるかもしれません。しかし良いことには、赤ちゃんがあなたの肺から離れていくので、少し呼吸しやすくなります。

2.子宮頸部が広がる

あなたの子宮頸部も出産の準備を始めます。出産する数日~数週間以内に広がり始めて、薄く引き延ばされ目立たなくなります。毎週診察を受けていると、医者は内部検査をして子宮頸部がどれくらい広がっているか、目立たなくなっているかを測定し、経過観察するでしょう。しかし、広がり方は人それぞれなので、広がるのがゆっくりだ(またはまったく広がらない)という場合でも、がっかりしないでください。

3.けいれんや背中の痛みが増す

特に初産でない場合は、出産が近くなると足の付け根や背中の下部にけいれんや痛みがあるかもしれません。筋肉や関節は出生の準備のために伸びて動いています。

4.関節が緩んでいるように感じる

妊娠中、リラキシンは靭帯全てを柔らかくし緩めます(この期間に入ると動きづらくなる一因です)。出産前は体のいたるところの関節が少し緩く感じられるかもしれません。リラックスしてください。世界に出ようとする小さな乗客のために骨盤を開ける方法です。

5.下痢になる

子宮の筋肉が出産の準備でリラックスしているように、他の筋肉も、直腸の筋肉もリラックスします。そのためお腹がゆるくなることがあります。迷惑な話ですが、これは正常です。水分をしっかりとって、それが良いサインであることを覚えておいてください!

6.体重が増えなくなる(または減る)

体重増加は妊娠末期に終わる傾向があります。1キロ以上減るママもいます!でもこれは正常で、赤ちゃんの出生時体重には影響しません。赤ちゃんはまだ成長していますが、羊水が減ったり、トイレに行く回数が増えたり(1と8参照)、さらには運動量が増える(#7を参照)ことで、体重は減ります。

7.非常に疲れるか、眠りたくなる

寝る前にちょっと待ってください。妊娠初期ですか、それとも末期ですか?トイレの回数は多くなるし疲れもたまるので、時に時間を逆戻りしたように感じることがあるでしょう。スーパーサイズのお腹だとトイレが多いのと相俟って、妊娠最後の数週間は夜にぐっすり眠りづらく(眠れなく)なります。可能なら枕を重ねて昼寝してください!つまり疲れから解放されなければいけません。出産前にエネルギーを使い果たし、陣痛に耐えられなくなるママがたまにいます。寝すぎなければ大丈夫です!

陣痛初期:出産前の数時間

8.おりものの色と粘度が変わります

分娩前最後の数日には、おりものが増えたり粘度が増したりするのに気付くでしょう。粘液栓(子宮を保護する栓)がなくなっているのに気がつくかもしれません。大きなものが1つか(鼻の粘液に似ていますが、かすかに血の縞模様がある)、または小さなものがたくさん出てきます。このねばねばしてピンク色のおりものはおしるしとも呼ばれ、出産がまもなくであることを示す良い指標です(たとえ陣痛が始まったりや子宮口が3~4センチ程度広がったりしていなくても、あと数日で出産です)。

9.陣痛がより強く、頻繁になる

陣痛は出産が始まるときの初期の徴候です―もしそれが陣痛なら、ですが。出産の数ヶ月~数週間前まで前駆陣痛になることがありえます。子宮の筋肉が赤ちゃんを押し出すのに備えて締め付けるときに痛みを感じるでしょう。本当の陣痛と偽の陣痛の違いはどうしたら分かるのでしょうか?以下に本当の陣痛のサインを挙げます。
・陣痛は弱くなるのではなく強くなっていく
・姿勢を変えても陣痛が消えない
・陣痛の痛みは背中から始まり、下腹部に、そしておそらく足に移動する
・陣痛が進行する―より頻繁になり、痛みが増し、時に規則的なパターンになる

10.破水する

映画を見ていると出産に気づくためのサインは破水(もちろん、混んだレストランでのロマンチックなディナーの間の破水)だけだと思うでしょうが、これはまれなシナリオです。実際には破水はほとんどの女性が気付く出産の最後のサインの一つであり、出産には破水でしか気づけなかったパターンは全体の15%未満です。だから破水が唯一の出産のサインだと思わないでください!
まだ生まれるタイミングがわからず、赤ちゃんに会う準備ができていないような気がしていますか?それでもストレスを感じないようにしてください。この時期になれば医師や助産師に頻繁に診てもらっているので、重要なサインはすべて見つけることができます。

もうすぐ生まれるのですか?医者に電話したほうが良いでしょうか?

もうすぐ生まれると思うなら、陣痛が規則的になったときにどうすべきか医者からアドバイスされているはずです。たとえば、「5分おき、少なくとも1時間おきになったら電話してください。」など。陣痛は必ずしも正確な間隔で来るわけではありませんが、かなり一貫していれば病院に向かいましょう。陣痛かもしれないけど確信が持てない場合は、電話をしましょう。どの段階なのか医者が教えてくれるでしょう。診療時間外だからと電話することためらったりしないでください(医者や助産師は、出産に携わればそういうこともあるとわかっています!)。
次の場合は電話しなければなりません。
・出血したり、(茶色でもピンク色でもなく)明るい赤色のおりものが出る
・破水する。特に水が緑色または茶色に見える場合は、胎便(新生児の最初の便、赤ちゃんが出産中に吸入または摂取すると危険です)がある可能性があります。
・視力が変わる、頭痛がする、突然または重度に腫れる。子癇前症または妊娠誘発性高血圧症の症状かもしれません。

どのように出産に対処するか

まだ生まれない。でも臨月だし産みたくていてもたってもいられない?歩いたり、セックスしたり、スパイシーな食べ物を食べたり、鍼灸をするなど、出産を誘発するかもしれない自宅で試せる民間療法はあります。ただしこれらの根拠を示す研究は多くありませんし、赤ちゃん誕生を促すものを試す前に、まず医者に相談してください。

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