紫外線(UV)から身を守るためのさまざまな方法

紫外線(UV)
太陽の紫外線(UV)は、わずか15分で肌にダメージを与えます。あなたとあなたの家族を守るために、これらの推奨事項に従ってください。
陰
太陽から身を守る必要がある前に、傘や木、もしくはシェルターの下に日陰を探すことで、皮膚の損傷や皮膚がんのリスクを少なくすることができます。肌を守る一番の方法は、外にいても―日陰にいるときであっても―日焼け止めを使うか、防護服を着ることです。
衣類
できれば、長袖シャツと丈の長いズボンやスカートを着ると、紫外線から身を守ることができます。目の詰まった生地でできた衣服は、もっとも防護力が高いです。濡れたTシャツは乾燥したものよりも紫外線防護力がはるかに少なく、明るい色より暗い色の服のようが防御力が高いです。国際規格で認定された服の中には、その紫外線保護係数に関する情報が付いています。
このタイプの衣服を着用することが難しい場合は、少なくともTシャツやビーチ用の上着を着てみてください。ごく普通のTシャツにはSPF15未満の防護力しかないことに気をつけてください。他の種類の保護も同様に使用してください。
帽子
最大限に身を守るために、顔、耳、および首の後ろも覆う、つばの広い帽子をかぶってください。キャンバス地などのしっかりと織られた布のものは、紫外線から肌を守るのに最適です。日光を通してしまう穴がある麦わら帽子は避けてください。色の黒い帽子にすると、紫外線保護効果がますます高くなるかもしれません。
野球帽をかぶっている場合は、耳や首の後ろを覆う洋服を着たり、SPF 15以上の日焼け止めを塗ったり、日陰でずっと過ごすなどして、耳や首の後ろを守る必要があります。
サングラス
サングラスは紫外線から目を守り、白内障のリスクを軽減します。また、日光の日差しから目の周りの柔らかい皮膚を保護します。
UVA、UVB両方の紫外線を遮断するサングラスは、もっとも紫外線防止機能が高いです。フレームが湾曲しているサングラスは、側面から紫外線が入り込むのを社団できるので、最も効果的です。
日焼け止め
少し曇っていても、寒い日であっても、屋外に出る前に少なくともSPF 15の日焼け止めを塗ってください。露出した皮膚のすべてに日焼け止めを重ね塗りすることを忘れないでください。背中のような手の届かない場所は、誰かに塗ってもらいましょう。そして、日焼け止めは紫外線のダメージを防ぐために、ほかの選択肢と組み合わせたときに最も効果的です。
日焼け止めの仕組み
ほとんどの日焼け止め製品は、日光を吸収し、反射し、分散させる働きをします。それらには紫外線を防ぐために皮膚と相互作用する化学物質が含まれています。すべての製品に同じ成分が含まれていません。肌が1つの製品にひどく反応する場合は、別の製品を試してみるか、医者に相談してください。
SPF
日焼け止めには、紫外線を遮断する効果を表す太陽光線保護係数(SPF)番号が割り当てられています。数字が大きいほど保護力が高いです。少なくとも、SPF15以上の日焼け止めを使ったほうがよいでしょう。
塗りなおす
日焼け止めははがれます。日光の下で2時間以上過ごしたり、泳いだり、汗をかいたり、またはタオルで体を拭いたりした跡は、もう一度塗ってください。
有効期限
日焼け止めの有効期限を確認してください。有効期限のない日焼け止めの場合、貯蔵寿命は3年以下ですが、高温に曝された場合はもっと短くなります。
化粧品
化粧品やリップクリームには、日焼け止めに使用されているものと同じ化学物質が含まれています。最低でもSPF 15ではない場合は、単独で使わないでください。