乳幼児の股関節障害についての基礎知識

乳幼児の股関節障害とは?
乳幼児には、股関節の骨折を引き起こす股関節障害がみられることがあります。これは異形成(dissplayseeuh)とも呼ばれ、早期の診断と治療が重要です。
症状
症状を見分けるのは容易ではありません。まず、大腿骨をゆっくりと押したり、引っ張って腰の動きを確認し、股関節が緩んでいるかどうかを確認します。その後も太ももが容易に広がっているかどうかをチェックし、うまく歩けるようになるまで要観察します。
原因
下肢を伸ばしたまま、おむつや服を着せたりすることが習慣化した場合によくみられます。→該当なかったので追加(要確認)
予防法
新生児で、問題がそれほど深刻でない場合は2週間後に股関節を再度確認します。さらに深刻な場合、または次回の診察でも改善がみられない場合は、小児整形外科医によって超音波検査(月齢3カ月以上ではX線撮影)で股関節の状態を確認します
治療方法
ほとんどは、パブリックハーネス(要写真)と呼ばれる柔らかい固定具で治療することができます。そして、1〜2週間ごとに腰の動きをチェックし、股関節が正しい位置に留まっているかどうかを確認します。腰が所定の位置にくるまで2〜3カ月間は固定具を着用し続けます。その後6カ月間、昼と夜に固定具を着用します。まれに、レッグキャスト((要解説)要写真)が必要になることもあります。
股関節障害を解決するためには、人工股関節置換術などの手術が必要です。
家族・親戚で、乳幼児のときに股関節に問題があった場合は医師に伝えてください。その場合、たとえ正常にみえる場合でも、念のため超音波検査やX線撮影で確認します。
医師に質問すべき事項
股関節障害の原因は何ですか?
小児整形外科医の診察を受ける必要がありますか?
どれくらいの期間、固定具を着用する必要がありますか?
レッグキャストが必要ですか?
手術が必要でしょうか?
一生、股関節の問題の危険がありますか?