双子に関する5つの驚くべき真実とは

双子の赤ちゃんを授かる
超音波検査で初めて二つの心臓が動いていることを確認したときから、産まれて初めて二人にしか分からない言葉で話しはじめたときまで、双子の赤ちゃんを持つということは驚きの連続です。
双子の赤ちゃんを授かるということは、一人の赤ちゃんを授かったときとはまた違った発見や驚きがあることでしょう。しかし、その驚きは出産したら終わりではありません。以下に、双子の赤ちゃんに関する驚くべき事実をご紹介します。
子宮の中で結ばれている
双子の赤ちゃんを3Dエコーで確認すると、子宮の中ではお互いに触れ合うようなしぐさをしているというのが分かってきました。18週ごろになると、お互いを叩くような動きをするようになります。双子が産まれると、髪の毛を引っ張り合うなど喧嘩もしますが、同時におなかにいる頃から見えない絆でつながっているということも忘れないであげましょう。
二人にしか分からない言葉で話す
専門家によると、約4割の双子の赤ちゃんは、二人にしか分からない言葉で話すことがあると言います。これは、赤ちゃん特有の喃語とは少し異なります。双子の赤ちゃんにとっては、お互いの発することが言語のモデルであるという認識があり、大人にとっては意味不明な発音でも、お互いにとっては意味のある発音だったりするのです。たとえば、「ぷふー」という発音が、お互いの中では「あっち行こうよ!」という意味かも知れません。こうした双子に特有の会話方法は、通常の言葉の発達には影響しませんので、安心してください。通常の語彙が身についてくると、双子だけの言葉は徐々に話さなくなります。二人にしかわからない言葉で二人で会話をしている光景も、かわいいものですよ!
あくびがうつる
あくびがうつる(ほかの人があくびをしているのを見ると、反射的に自分もあくびしてしまうこと)のは、大人にはよくあることです。この現象は、脳の感情移入を司る分野が成熟してくる5歳以降の子どもでないと、起きにくいと考えられています。赤ちゃんはよくあくびをしますから、単なる偶然という可能性もありますが、双子の赤ちゃんの場合、子宮の中で結束していたことで、お互いにだけ、生まれたころからあくびがうつるのではないかと言われています。
一卵性双生児の見分け方
一卵性の双子は、そっくりすぎて、見分けるのが難しいでしょう。そんなときは、指紋認証をしましょう!DNAは一致していますが、手のひらのしわや、指紋は違います。指紋は、子宮の中にいるときの骨の発達や羊水との接触によって模様がかわると考えられているため、指紋が完全に一致するということはありえません。
長い間お互いの睡眠を影響しあう
産まれて間もない赤ちゃんは、どちらかが夜中におなかがすいて泣き出すと、もう一人も起きてしまいます。あるいは、片方にミルクをあげ出すと、もう一人も起きてしまいます。幼児のときは、ベビーベッド越しにお互いにケラケラと笑いあったり、マットレスの上で二人ではしゃいだり、何かとうるさいと感じるでしょう。では、部屋を別々にすればいいと思うでしょう?そうすると、かえって逆効果です。片方が寝ていることを確認してからでないと怖くて眠れないと感じたり、二人一緒になるまで寝るのを拒否する子がいるのです。少し大きくなると、片方が疲れ果てていても、もう片方が起きていたら、寝ようとしません。自分が寝ている間にもう片方が自分と異なることを経験するのが嫌なのです。これは、親にとっては都合のいいことかもしれません。違う年のきょうだいがいる場合、それぞれに合わせた睡眠や昼寝を設定してあげなくてはいけませんが、双子の場合は一度に寝てくれるので、寝かしつけるのは双子の方が楽だと考えてもいいかもしれませんよ!