新米パパのためのガイド~妊娠2ヶ月~

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妊娠2ヶ月の実感

赤ちゃんができたと知ったときの興奮が少し収まってきた頃でしょうか?でも、まだあまり実感がわかないというのが正直なところでしょう。この時期にどのような準備をしたら良いかについてまとめました。

赤ちゃんができたというニュースが落ち着いてきたといっても、なかなか実感はわかないと思います。まだ見た目にも分からないし、妊娠している証拠も感じないですよね。実際には、前の月に感じた喜びをかき消すかのように、さまざまな不安がよぎるでしょう。自分は良い父親になれるのか?家族をちゃんと養っていけるのだろうか?奥さんは僕よりも赤ちゃんを愛するようになってしまうのかな…など、不安がいっぱいで夜も眠れないこともあるでしょう。ですが、これは、これから父親になろうとする男性なら誰しも経験することですので、安心してください。逆に、こうした不安が一切ない男性は、育児に全く関与しようとしていないということになりますから、あなたは父親としてのいいスタートを切れている証拠ですよ。

妊娠2ヶ月にできること

奥さんができないことを代わりにやってあげましょう。もちろん、あなたも仕事が終わって疲れて帰ってくるでしょう。でも、考えてみてください。奥さんの体の中では、赤ちゃんの体が作られているのです。横になっていたとしても、ものすごくエネルギーを使うため、体力も消耗し、いままでに経験したことのない疲労感に襲われているでしょう。たとえこれまでにも、そして現在も家事を手伝うことで奥さんを助けていたとしても、これからはそれを上回る働きぶりを見せて、奥さんを支えてあげましょう。床に汚れた服が放置されていたら洗濯機に入れ、食器洗いをし、寝ている奥さんの足を高くし、深呼吸をさせるなど、お世話をしてあげてください。先ほども言いましたが、彼女はおなかの中で一人の人間、それも、彼女なしでは生きていけない人を育てているのです。そんな彼女の面倒こそ、パートナーであるあなたがみてあげるべきなのです。

家族にとってベストな選択肢を一緒に考えてください。たとえば、子どもの保険はどうするか、ホームドクターはどうするか、仕事はどうするか、など。一度決めたことでも、本当にそれでいいのか、再度確認し合ってください。

ご自分と奥さんに万が一のことが起きた場合、お子さんの面倒を見てもらう人を決めておくことに早すぎることはないと思います。あなたと奥さんの持つ価値観や希望を分かち合えるような、考え方の似ている人が良いでしょう。必ず、お二人の意見が一致した人にしましょう。また、あなたのお子さんに最大限の関心を寄せてくれる人にしましょう。決まったら、その人とざっくばらんにお話をしましょう。これは、名ばかりの名誉ではなく、実の親と同じだけの重大な責任があります。このことを遺書に加えて(もしもうあれば)よりオフィシャルなものにしましょう。

奥さんの体に起こるどんな変化も受け入れてください。彼女は、大量に分泌されるホルモンと日々闘っています。たとえば、味覚の変化です。妊娠するまではあんなに好きだった食べ物に全く興味がなくなったり、逆に、食べたことのなかったものを突然よく食べるようになったりするかもしれません。こうした好き嫌いが出てきても、責めないであげてください。自分ではどうにもできないことなので、よく理解して、受け入れてあげるようにしてください。においによって気分が悪くなってしまうものは彼女の周りでは食べないようにし、逆に好きなものは買って帰ってあげたりすると喜ぶと思いますよ。奥さんの変化を受け入れてあげることで、彼女も安心しますし、旦那さんに優しくお世話をしてもらうことで、気持ちも安らぐはずです。

妊娠2ヶ月の夫婦におすすめの話題

奥さんの体を気遣ってあげましょう。体調はどうか、何かできることはないか、聞いてみてあげてください。足をさすってほしいのでしょうか?何か特別食べたいものがあるのでしょうか?逆に、やめて欲しいことも聞いてあげてください。彼女が今すぐにトイレに行かなければいけないときに占領していないほうがいいと思いますよ。また、妊娠中にどうしたらうまく関与できるかなども話し合っておきましょう。たとえば、定期健診に毎回行けなかったとしても、どうだったかを毎回きいて興味や関心があることをアピールしたり、初めて心音を聞くときや、超音波検診のときなど、節目となる検診にはついていくようにして、なるべく関与するようにしましょう。

妊娠2ヶ月の奥さんを持つ旦那さんへのアドバイス

妊婦さんにとって2ヶ月目というのは、さまざまなことが原因でイライラしやすい時期です。あなたと話したくないこともあるでしょうし、触れて欲しくない話題もあるでしょう。「もしかして、便秘してる?」などの質問は、あまりするべきではないかもしれません。でも、実際そうである可能性はあります。そんなときは、食物繊維をたくさん含んだ商品をさりげなく買って帰るなどしてみてください。だいぶあとになってから、そういえばあのときこうしたのはね、と話の種にするのはいいですが、敏感になっている時期には多くを語る必要はありません。逆に、こちらからは触れにくい話題を彼女の方から振ってきたら、積極的に話を聞いてあげましょう。妊娠特有の症状に悩む奥さんの憂鬱な気分を少しでも和らげるためにも、解決策を一緒に探ったり、どうしたら助けてあげられるかを考えてみてください。

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