不十分な睡眠は、多くのカロリーを摂取してしまうかもしれない

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睡眠時間とカロリー

十分に睡眠時間を取っていない人々は、毎日500キロカロリー余分に摂取している。

新しい研究によると、十分な睡眠を取っていない人々は、そうでない人よりも多くのカロリーを摂取し、肥満になる可能性がより高いとされています。

この研究は、8日間にわたって17人の健康な若い男女を対象に行なわれました。参加者の半分は通常の睡眠を受け、残りの半分は典型的な睡眠量の3分の2しか得られませんでした。

すべての参加者は、研究中に必要なだけ食べることができました。

睡眠不足のグループの患者たちは、睡眠を十分にとっているグループよりも毎晩1時間20分少なく睡眠した所、1日平均549キロカロリーを余分に摂取していた事がわかりました。

どちらのグループも、ほぼ同量のエネルギーを燃焼させるための活動をさせました。つまり、睡眠不足グループの人々の方が、カロリーを燃焼させなかったということを表しています。

睡眠不足は、どちらも食欲関連ホルモンであるレプチンのレベルの上昇と、グレリンのレベルの低下と関連していたことがわかりました。またこれらの変化は、過食の原因ではなく、結果である可能性が高いとされました。

現代社会では、睡眠不足が深刻化しており、一日の睡眠時間が6時間以下だという人も少なくありません。

ただし、この研究は、睡眠不足が体重増加と肥満について、重要かつ予防可能な原因であるかもしれないと示唆するものではありますが、小さな研究であり、因果関係をはっきり証明したものではありません。

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