赤ちゃんと一緒に入浴する~Q&A~

その他

赤ちゃんと入浴

質問:赤ちゃんと一緒に入浴していいと聞きました。一緒にバスタブに入る前に知っておくべきことはありますか?

回答:
赤ちゃんと入浴することほどよいことはありません! 初心者にとって、愛情をもって赤ちゃんと一緒にシャワーを浴びたり、肌と肌が触れ合って結びつきを強めるのに、これ以上よい方法があるでしょうか? 温水をためたバスタブの中に赤ちゃんを入浴させると、泣きじゃくる状態をやわらげることができます。つまり、温かい水やいつもと違う風景とともに、赤ちゃんはあなたの体に触れると、温かい水と風景の変化とともに穏やかになると思います。赤ちゃんと入浴するもうひとつのメリットは何かって? 必ず幸福感を得られることや、赤ちゃんとの絆が強くなることです。お母さんの中には、お湯で母乳が出やすくなるので、入浴中に母乳を与えるのを楽しむ人もいます。そして、赤ちゃんと入浴すると、時間の節約にもなります。赤ちゃんを洗った後、赤ちゃんをパートナーに渡して、少しの間ひとりきりのバスタイムを楽しみましょう。

もちろん、赤ちゃんとの入浴はひとりで入浴するときとまったく違った状況になります。以下に挙げることを心にとどめておきましょう。

赤ちゃんが大きくなるまで待ちましょう。へその緒がはずれて神経が隠れるまで、赤ちゃんを水に沈めないでください。スポンジバスを続けたり、ほかのスキンシップ、たとえばカンガルーケア(赤ちゃんの体を胸のあたりに持ってくる方法)などをしてください。

お湯の温度がちょうどいいかを確認しましょう。人肌ぐらいか、それより少し温かいぐらいがちょうどいいです(わからなければ温度計を使いましょう)。また、2、3インチ以上はお湯をためないでください。

バスタブに入る前に、入浴中に使うもの(ボディウォッシュ、シャンプー、体洗い用の布、タオルなど)を用意しておきましょう。もし忘れたものがあるなら、使わずに済ませてください。あるいは、もしどうしても今使わなければいけないものだとしたら、赤ちゃんを連れて取りに行ってください。たとえそれがほんの数秒だったとしても、絶対に、絶対に赤ちゃんをバスタブに残して取りに行ってはいけません。

赤ちゃんと別々にお湯に入ってください。(つるつるしている)赤ちゃんを抱えているときに、(滑りやすい)浴槽の中に入ろうとしないでください。バスタブのそばにやわらかいシートかカーシートのようなものを置き、先にあなたがバスタブの中に入ってから赤ちゃんを中に入れてください。もし可能なら、パートナーに赤ちゃんを渡してもらってください。

手すりをつかんでください。もし、バスタブに滑り止め防止シートがないようでしたら、今すぐ敷いて滑らないようにしてください。たとえ座っているとしても、あなたが滑ったら赤ちゃんは簡単に落下します。そして、赤ちゃんと一緒にお風呂に入るときは、ずっと両手で赤ちゃんを支えてください。ひざを曲げて赤ちゃんを太ももの上に乗せ、あなたと向き合うことができるようにしてください。

赤ちゃんを濡らし、かつ、温め続けてください。ときどき赤ちゃんにお湯をかけられるよう、プラスチック製のコップを使ってください。そうすれば、赤ちゃんが冷えるのを防ぐことができます。

安全な出口を作ってください。赤ちゃんのお風呂タイムが終わると、入浴するために従ったステップを逆にたどります。赤ちゃんをやわらかいシートかカーシートのようなものに置くか、赤ちゃんをタオルで包むか、あるいはあなたが浴室から出る前にほかの人に赤ちゃんを渡してください。

赤ちゃんとの入浴が本当にすばらしさは、数カ月間共有できる体験です。もちろん、それまでに、赤ちゃんとお風呂に入ることは、スキンシップというより水遊びになってしまうかもしれませんが、それでもかまわないのです。

楽しんでくださいね!

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