水痘ワクチンを投与すべきなのはどのような人なのか

その他

水疱ワクチンについて

水痘ワクチンは水疱瘡を引き起こす帯状疱疹ウイルスを予防します。

水痘ワクチンは、子どもの予防接種のスケジュールの中には含まれていません。

現在予防接種に使用されている水痘ワクチンは、バリバックスとバリルリックスの2つです。

水疱瘡になる危険があるのはどんな人?

水疱瘡は子どもがよくかかる感染症です。たいていの場合、水疱瘡は軽度なものであり合併症はめったに起こりません。ほとんどの子どもは、感染後に水疱瘡に対する免疫を生成するため、たいていの場合は水疱瘡にかかるのは一度だけです。水疱瘡は成人になってかかるとより重度のものになる可能性があります。

しかしながら、以下のような項目に該当する人は、水疱瘡からくる重度の合併症にかかる危険性がより大きくなっています。
・HIVなどの病気、化学療法などの治療によって免疫系が弱くなっている人
・妊婦:妊婦が水疱瘡になった場合、お腹の中の赤ちゃんに深刻な影響を与える可能性があります。さまざまな先天性欠損症が引き起こされたり、赤ちゃんが生まれてくるときに深刻な病気を抱えて生まれてくる可能性もあります。

水痘ワクチンを投与するべきなのはどんな人?

水痘ワクチンは、以下のような特定の項目に当てはまる人に推奨されています。
・水疱瘡に対して免疫性がない医療従事者
・免疫系が弱まっている人と密接な接触をしてしまった人

なぜこのような人に予防接種が推奨されるかというと、予防接種をすることによって感染の危険性が高い人が水疱瘡に感染する機会を減らすためです。例えば、化学療法を実施している場合、その治療を受けている人と親しい関係にあり、免疫性のない子どもは、水痘ワクチンを投与されることが望ましいです。

今まで水疱瘡にかかったことがなく、これから放射線科で働こうとしている人も、ワクチンを投与することが推奨されています。

水痘ワクチンはどのように作用するのか

水痘ワクチンは生ワクチンであり、水疱瘡の原因となるウイルスを少量含んでいます。

ワクチンは免疫系を刺激し、水疱瘡を予防する抗体を生成します。

水痘ワクチンの投与の仕方

ワクチンは通常の場合腕の上部に注射され、4~8週の間を空けて、2回に分けて投与されます。

水痘ワクチンの効果はどれくらいか

1度予防接種を受けた子どもの10人のうち9人が、水疱瘡に対する免疫を生成します。免疫応答がより強くなるため、2回予防接種を受けることが望ましいです。

予防接種は幼少期を過ぎるとそれほど効果がなくなってしまいます。予防接種を受けたティーンエイジャーや成人の4分の3が、水疱瘡に対する免疫をつけると推定されています。

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