ヒストプラスマ症についての基礎知識

症状

ヒストプラスマ症とは?

ヒストプラスマ症は、(「PLAZ-MO-SIS」)ヒストプラズマ・カプスラーツム菌によって引き起こされる肺の感染症です。重症化すると、全身に広がることがあります。

症状

健康な人の場合、ヒポプラスマ症に感染しても、体が菌と戦うため、症状が出ることはありません。症状が出る最も一般的なものは次のとおりです。
重症なヒストプラスマ症には、以下の症状の組み合わせが同時にでます。
発熱、
頭痛
咳
寒気
発汗
胸の痛み
筋肉の痛み
体重減少
夜間の汗、寝汗
吐血を伴う咳
息切れ
肺炎

原因 どのようにして感染しますか?

ヒストプラスマ症を引き起こす真菌は、土壌の中で生育します。農業、建設、園芸などにより、土壌の中の菌が空気中にさらされ、胞子が生じ、それらを吸い込むことで感染します。
感染した人や動物からヒストプラスマ症がうつることはありません。鳥は感染しませんが、その糞は地面の真菌のための養分となります(鶏舎などでヒストプラスマ症に感染することがあります)。コウモリの糞も、地面の真菌を繁殖させます。したがって、洞窟のようなコウモリが生息する場所でもヒストプラスマ症にかかることがあります。

ヒポプラズマ症になる可能性が高いのはどんな人ですか?

ヒストプラズマ・カプスラーツム菌は米国では最も一般的な真菌ですが、ヒストプラズマに感染しても、ほとんどの人には症状が見られません。
ヒストプラスマ症は、通常の温度および湿度の高い地域で発症します。川の谷間の、湿って土壌が豊富なところなどに発症しやすいといわれます。
農家、造園所、建設労働者、考古学者、地質学者はヒストプラスマ症に感染するリスクが高まります。
乳児や幼児、高齢者は重症化する可能性があります。また、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染者、がんの化学療法治療中の人、長期にコルチコステロイド(プレドニゾンなど)を服用している、あるいは臓器移植後の抗拒絶薬を使用している人は、ヒストプラスマ症が重症化する危険性が高まります。気腫のような肺疾患を有する患者には、慢性感染が起こることがあります。

診断と検査 どのようにして発見しますか?

医師は、血液や尿の採取でヒストプラスマ症を検査することができます。検査のために組織サンプルを採取します。胸部X線とコンピュータ断層撮影(CT)スキャンは肺の炎症を検出するのに役立ちますが、X線検査やCTスキャンだけではヒストプラスマ症の診断はできません。

治療方法 どのように治療しますか?

感染がどれほど深刻で、病気が持続したかによって治療法は異なります。多くの人々は治療を必要とせず、体自体がヒストプラスマ症感染症と戦うことになります。アムホテリシンやイトラコナゾールなどの抗真菌薬を必要とする人もいます。ヒストプラスマ症の薬を服用する必要がある場合、医師は腎臓や肝臓に起こりうる副作用を注意深く監視します。服薬は、数週間や数ヶ月に及びます。免疫不全症候群(AIDS)に感染している場合、一生この薬を飲み続ける必要があります。
一部の人々は酸素療法と静脈内の液体を得るために病院に行く必要があります。他の人は自宅で治療することができます。こうした治療は、ほとんどの人に効果があります。

予防法 予防する方法はありますか?

感染を避けるために最も適した方法は、汚染された埃を吸い込まないことです。納屋や鶏舎を掃除する前に土壌に水を噴霧すると、溜まった粉塵を減らすことができ、空気中の真菌胞子の数を減らすことができます。汚染された地域で作業する場合は、保護服と顔面マスクを着用してください。

医師に質問すべき事項

ヒストプラスマ症にどのようにして感染したのでしょうか?
どうしてヒストプラスマ症であるとわかったのですか?検査は必要ですか?
症状が悪化したらどうしたらいいですか?
最適な治療法は何ですか?
今後も農業や園芸を続けたいです。再感染を避けるにはどうすればいいですか?

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