薬物反応についての基礎知識〜副作用〜

治療薬

副作用とは何ですか?

薬はさまざまな病気を治療・予防することができますが、時には薬が症状を引き起こすこともあります。 これらの症状は副作用と呼ばれています。 あなたやあなたの世話する人が、有害な薬物反応を起こしていると思われる場合は、何をすべきかを知っておく必要があります。

有害な薬物反応は誰にでも起こりうるものですか?

はい。 誰でも薬物反応を示す可能性はあります。 しかし、毎日3種類以上の薬を服用している人の方が、より高い可能性で有害な薬物反応を起こします。 また、別の薬と一緒に服用することで有害反応を引き起こす可能性のある薬もあります。
有害な薬物反応を起こす可能性を減らす1つの方法は、医師と協力して摂取する薬の種類数を制限することです。 短期間だけのものも含めて、あなたが服用するすべての薬について主治医に話してください。 また、利用するドラッグストアや薬局を1つだけにして、薬剤師にあなたとあなたの服用する薬について知っておいてもらう、ということもできます。 薬剤師は、あなたが薬の副作用を引き起こすかどうかを確かめるために、服用している薬を調べるように訓練されています。

処方薬だけが副作用の原因ですか?

いいえ。処方箋が必要ない薬品(いわゆる市販薬)でも、市販薬同士や処方薬と反応して症状を引き起こす可能性があります。 サプリメント、茶または錠剤に含まれるハーブ製品、またはビタミンは、特定の薬物と一緒に摂取すると有害な反応を引き起こすことがあります。 これらの製品を使用している場合は、医師および薬剤師に必ず伝えてください。
食べ物によっては、副作用を引き起こすものもあります。 例えば、グレープフルーツおよびグレープフルーツジュース、ならびにアルコールおよびカフェインは、薬物の働きに影響を及ぼす可能性があります。 医師に新薬を処方されるたびに、食べ物や飲み物との相互作用について尋ねるようにしてください。

私が過去に服用していた薬はどうですか?

これまでに使ってきた薬を飲んでお金を節約しようという誘惑もあるかもしれません。 しかし、古い薬を飲んでいたときとは違った薬を今服用している可能性は高いです。 あなたが以前から使っている薬で悪影響を受けていなくても、今飲んでいる薬といっしょにそれを飲むことで、有害な反応を引き起こすこともあります。

友人や親戚の薬を使うのは安全ですか?

いいえ。友人や親戚自身のために処方された医薬品をあなたが使用すると、以下の理由から問題が発生し、有害な薬物反応が起こる可能性があります。
安全を期すために、決して薬を共有しないようにしてください。
・医師はあなたの身長、性別、年齢に応じて医師に処方箋を出す。薬の量が間違っていると、副作用を引き起こす可能性がある。
・あなたが服用している薬は、おそらく他の人の薬とは異なる。 この異なる薬の組み合わせも、有害反応を引き起こし得る。
・あなたがその薬に対して、他の人が服用したときとは違う反応を引き起こす可能性がある。

自分が薬物の副作用に反応するかはどうすれば分かりますか?

薬を服用しているときは、自分の体の変化を意識することが重要です。 いつもと違うことが起こった場合には、医師に相談してください。
有害反応があなた自身の病気によるものなのか、それとも薬によって引き起こされたのかを知ることが困難な場合もあります。 症状が始まったときに主治医に告げ、病気により引き起こされた他の症状と異なるかどうかを伝えてください。 あなたが飲んでいる薬のすべてについて、医師と確認してください。 あなた自身で確認できる有害な薬物反応は、以下のとおりです。
・皮膚発疹
・あざができやすい
・出血
・重度の悪心および嘔吐
・下痢
・便秘
・混乱
・呼吸困難
また、医師による診察で確認できる副作用には、以下のものがあります。
・研究室の検査結果の変化
・異常な心拍数
自分に薬の副作用への反応がある場合、医師に何をしてもらうべきですか?
主治医は、副作用が自然に消え去さるように、薬の服用をやめるよう伝えてくるかもしれません。 あるいは、反応を抑えるために別の薬を服用させるかこともあります。 副作用が深刻な場合には、病院に行く必要があります。決して 自分の判断での薬の服用はせず、 必ず先ず主治医に相談してください。

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