学生の精神的健康について知っておきたいこと

治療方法

精神面の健康について

精神面の健康問題は世間一般的によく見受けられるものですが、学生の間においてもまた広くみられるものです。
オックスフォード大学における主任カウンセラーのアラン・パーシーはいいます。「数ある障害の原因が医学的問題である場合は少ないです。むしろ、家族や人間関係、或いは仕事の心配事、といった日常的な問題に起因するのです。これらはいたましい問題でありますが、我々はカウンセリングを通して学生らがそれらと上手く付き合えるよう支援し、感情の対処法も提案していきます。」

こんなときは助けを求めよう

気分が落ち込む、心配になる、ストレスを感じる、といったことが時々あるのは自然なことであります。しかしながら、これらの感情が学業等の日常生活に支障をあたえたり、いつまでも治らないようであれば、助けを求めるべきです。
以下は鬱や心配の兆候です。
・気分が落ち込む
・いつも以上に心配になったり、動揺したりする
・生きることへの興味を失う
・やる気を失う
以下のような兆候もあります。
・減量する、或いは肥満になる
・自らの容姿を気にしなくなったり、清潔さ等に関心がなくなる
・過剰に働く
・内気になる
・眠れなくなる

助けを求める

誰かに話す

友人、カウンセラー、或いは医師であれ、自分の感情を誰かに伝えることは心の安らぎをもたらします。
友人や家族、講師、といった信頼のおけるひとに一番最初に話すのが良いでしょう。
これは、学業に影響が出ている場合はなおさら大切なことです。心の問題のうち、軽いものの多くはこの方法で解決され得るのです。

大学のカウンセリングサービス

ほとんどの大学や専門学校には無料で内々のカウンセリングサービスを提供しており、専門資格を保有するカウンセラーや心理療法士による臨床心理学的援助を受けられます。
通常、大学のウェブサイトのカウンセリングサービス部門において、カウンセリングの概要、予約の仕方などの情報が公開されています。大学などにおけるこうした無料のサービスは学士学生・修士/博士学生を問わず受けられます。
また、大学の多くには心の健康に関するアドバイザーがおり、必要なサポートを得る際の手助けをしてくれます。
カウンセリングやセラピーだけでなく、試験時間の延長や補講等の合理的配慮、精神衛生サービスの専門家によるサポートなどを受ける資格がある場合もあります。

学生主導のサービス

たくさんの学生団体もまた、学生主体でサポートを行っています。ここでの学生らは資格を保有するカウンセラーではありません。しかし、ストレスや鬱の問題などについては学生同士での相談が好まれる場合もあるのです。

主治医の診療を受ける

より深刻であったり、長続きする精神的問題がある場合は、家庭医・主治医に診てもらうのがよいでしょう。手当てを処されるかもしれませんし、専門家に紹介してもらえる可能性もあります。また、学内医師と家庭医・主治医との間で連携が取れている状態が望ましいでしょう。
この仲介は、メンタルヘルス・アドバイザーが行ってくれます。家庭医・主治医と大学で処置が異なると事態が悪化することもあるので注意が必要です。

治療・カウンセリング

カウンセリングと認知行動療法は精神的な不健康状態に根ざす原因を特定するものです。これは安心できる環境で行われるもので、その際、対処法も一緒に考案してくれます。

学生の心の健康と薬物濫用・飲酒

気分が落ち込んでいたりストレスを感じている場合、いつも以上にアルコールを摂取してしまったり、落ち着くために大麻を吸う人がいるかもしれません。
長期的にこのようなことが精神にどんな影響を与えるのかを考慮しましょう。気分はどんどん変異していき、事態が悪化する可能性もあるのです。
大麻使用者には、動揺、幻覚、心配、妄想症といった不快な体験をする者もいます。
また、大麻の長期的な使用が、統合失調症などの一層深刻な精神病を引き起こすリスクを倍増させるのだということを示唆する結果も出てきています。
MDMAやアンフェタミン剤もまた統合失調症やその他の精神病をもたらします。
薬物・アルコールの濫用は、精神的問題の根本要因を悪化させかねないのです。

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