子どもにがんのことについて話すときの注意点

その他

子どもと対話する

がんになったとき、自分の子どもにそのことを話すのは難しいかもしれません。しかし、子どもと対話することは、診断結果を理解してもらうのに役立つだけでなく、安心感を与えることにもつながります。

わかりやすくする

子どもはがんのことを聞いたことがあるかもしれないので、正直に、かつわかりやすく自分が経験していることを話しましょう。がんをどんなものと考えているかを尋ね、知らないことをすべて説明しましょう。

正直でいよう

子どもが理解できる言葉で説明しましょう。 「がん」という言葉は、体内の他の細胞よりも速く増殖する細胞のことだと説明すれば、恐怖感がなくなります。

打ち明ける時間と場所を作る

子どもがリラックスして話を聞きやすいと思う場所や、誰にも邪魔されない場所で、時間帯を選んで子どもに話しましょう。

子どもにいつでも質問したり、どんな気持ちかを話したりしてもいいんだと伝えてください。特に悲しそうだったり、気が動転している様子のときはなおさらです。子どもに、親が自分の不安に耳を傾け、うまく対処できるよう手助けしたいと思っていることを知ってもらう必要があります。

安心してもらう

子どもに、たとえ病気でも愛しており、子育てをしていることを伝えてください。病気が気分や感情に悪影響を及ぼすかもしれないが、それでもいつも子どもを愛していることを説明してください。

明らかにする

一度にすべてを伝える必要はありません。あなたが置かれている状況を明らかにしてください。子どもの質問に対する答えがわからなかったときは、「わからない」と言いましょう。がんに関する読み物を一緒に読んだり、医師や看護師に尋ねてみるのもお勧めです。

子どもとともに前向きに

正直で望みを持つようにしますが、守れるかどうかわからない約束はしないように気をつけてください。とりわけ子どもは、みんなができていることが自分にもできるようになれば親が元気になることや、親はまだ自分を愛しており、育ててくれていること、そして子どもが手助けできることがあることを知る必要があります。

6歳未満の子どもの場合

小さな子は、あなたから離れたり、日常の変化に反応したりします。子どもが安らぎを感じ、仲がよいと思っている人に世話を頼んだり、あなたが普段していることを引き継いだりできるかを相談してみてください。幼児は一貫性を求めるので、できれば同じ人に力を貸してもらうことをお勧めします。日常にどんな変化が起きるか、前もって教えてあげるようにしてください。

入院する場合は、決まった時間に自宅に電話をかけるか、メールをを送るようにしてください。子どもの写真を持っていて、いつも子どものことを考えていることを伝えてください。面会に来たときに見る可能性があるものを事前に用意したり、治療のためにそばにいる人たちのことを説明してあげてください。

6歳から12歳までの子ども

6歳から12歳までの子どもは、がんやがんが体に及ぼす影響についてもっと理解することができます。物事を説明するためにシンプルで端的な言葉や短い文章を用いたり、情報の与えすぎて負担をかけ過ぎないようにしてください。

子どもはみな、次のような安心が必要です:

・自分やその他の人々のせいでがんになったわけではない
・がんはカゼとは違ってうつらない―近くに座ったり、ハグやキスをしても問題ない

ティーンエイジャー

ティーンエイジャーの子どもと話をしたり、その子が気持ちを打ち明けてくれることはあまりないかもしれないし、場合によっては彼らの行動が理解しづらいかもしれません。

気持ちを打ち明けてもらうことは前向きで大人らしい接し方であることを理解してもらいましょう。親戚や家族の友だちなど、そばにいる人に話しかけるよう勧めてみてください。あなた自身も彼らの考えていることを尋ねたり、大人として接したりしましょう。でも、この年代の子はまだ親の指導と支援を必要としており、普段の規則や約束を守ってもらうことを忘れないでください。

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