思春期の子供の対処をするときに知っておきたいこと

症状

ごく普通なこと

「親は世界で最も過酷な仕事」と言われます。子供が思春期になれば、確かにそうだと感じるでしょう。

困惑させ、ストレスをあたえ、傷つけ、心配させる。しかし、大人になるための自然な過程で、深刻なことが起きているわけではありません。

親を悩ませる態度のなかに、思春期と成長の必須要素が詰まっています。

ホルモンの急激な上昇に伴う身体の変化、自己との葛藤、周りとの比較、自立心の芽生えで混乱し、どうしようもなくなる時期こそが、思春期です。

どこかよそよそしくなり、一人や友人と居たがる。親や先生は理解してくれないと感じたり、親の愛情表現を拒否したり、不機嫌だったり、暗くなったりします。

キャラクターの変化は自然なことなので、必要以上に傷つき、心配することはありません。

子供の行動に対する親の気持ち

思春期の子供は、落ち着き払った親にさえ対処困難な問題になります。まして、他の子供、仕事、人間関係、家族への義務、病気など、人生に大きなプレシャーがある親にとっては、さらなる崖っぷちに追い詰められるようなものです。

ひとまず一歩下がり、子供が自分でもどうにもできない生理的なものであり、喜んでやっているわけではないことを理解してください。困難な時をなるべくソフトにやり過ごさせるのも親としての務めです。子供とはいつも楽しい時間を過ごせるわけではありません。そして、自分自身のケアも忘れてはいけません。

拒否されていると感じても、子供が親と距離を取り、家の外で人間関係つくることは、成長する上で当然のことです。怒るのは×です。やりきれないなら、自分の友人、パートナー、家族、または、専門のカウンセラーに話してみてください。

ストレスへの対処

イギリスのメンタルヘルスの慈善団体Young Mindsは、思春期の子供への効果的な対処法として、「自分自身をケアすること」とアドバイスしています。例えば、

・よく眠る。
・健康的な食事。
・リラックスできる時間、子供から離れて休息する時間をつくる。
・定期的に運動する。
・友人、家族、専門家やサポートグループに話す。
・ストレスの解消法や落ち込みや不安について学ぶ。うつ病、焦燥、ストレスを感じているなら、医師に相談してください。

子供にどう接すべきですか?

・穏やかで、矛盾していない

臨床心理学者のリンダ・ブレアは言います。「論理的ではなく、感情的になるのが思春期です。ホルモンの変化でしょうがないんです。子供にとっても、気持ちいいものじゃなくて、逆に恐ろしささえ感じているんです。難しくても、穏やかで言行一致を心がけてください。」

・子供の見本であることを忘れない

「親が喫煙、飲酒、ドラッグをやっているのを見たら、子供にとってはゴーサインです。ダメと言ったところで、子供はの言うことを聞きません。」と、リンダは言っています。

・心配を隠さない

「子供が無防備なセックスに耽っている」ことを心配しているような場合、子供も性について知識があると考えないでください。しかし、問いただしたりするのはダメです。本やサイトなどを教え、リスクや安全のための情報を把握できるようにしてください。

・時間を共有する

一緒にいる時間をつくり、必要な時は話します。子供が話すことに耳を傾けてください。どこかに行きたいと言ったらドライブに連れていってください。ドライブ中の車内は話しやすい場所でもあります。

・一人の時間をあたえる

自分だけの場所、プライバシーをあたえることになります。

・愛を示す

何の反応がないとしても、子供は親に愛されていることを実感する必要があります。

・ボーダーラインをつくる

「ここまでは許す」という線引きによって、子供は安心します。ボーダーラインを決めれば、子供は守るようになります。

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