1日5種類の野菜を摂取することを意識する

家族のために料理、買い物をしますか?神経質な家族はいますか?
5種類の果物と野菜を確実に摂取するのは、考えているよりもずっと簡単。家族の食事に果物や野菜を取り入れる方法はたくさんあります。種類は多ければ多いほど良いです。
栄養士であるアズマイナ・ゴビンジが簡単なヒントとアイデアを提供します。
果物と野菜を意識する
一種類を通して、果物・野菜1種類5種類を摂取する機会はたくさんあります。
「調理されたりして、見てすぐにわかるとは限らないけど、たとえば、朝食に、キノコ、豆、トマト、100%フルーツジュースがあれば、何種類か摂取したことになります。ジュースとスムージーは、1種類合計150mlまでにして、食事中に飲むこと。歯の腐敗を引き起こす可能性があるので。ちなみに、ただのジュースは5種類には入りません。」とアズマイナは言います。
アズマイナは1日5種類の機会を挙げています:
・朝食 – 朝食がシリアルやオートミールなら、バナナ、イチゴ、レーズンなどの果物を追加してください。
・学校での朝の休憩 – イギリスの学校では、4歳~6歳のすべての子供は、朝の休憩時間に1種類の果物か野菜があたえられます。子供が年長になれば、休憩時間用に果物を持たせることもできます。イギリスの学校規則は、自動販売機や売店で果物や野菜を購入できるよう定めています。
・学校での昼食 – 学校給食は、数種類の果物と野菜を子供に提供しますし、お弁当なら、果物や野菜を追加する方法がたくさんあります。サンドイッチにサラダを入れたり、ニンジンやセロリのスティック、チェリートマト、種なしブドウを入れたり。友だちと交換もできるので、他の子の親と話して、食べ物の交換ができるかどうか確認してください。ドライフルーツは5種類にカウントされます。ドライレーズンやアプリコットをデザートにしてみませんか?でも、歯の腐敗のリスクを減らすため、ドライフルーツは間食ではなく、食事の一部にするのが最適です。
・帰宅後 – たいていの子供は夕食の頃には空腹です。新鮮な果物や野菜を食べさせましょう。バナナ、ナシ、オレンジに、にんじんのスティックとか。空腹時は、普通なら拒否する食べ物を試させるいい機会にもなります。
・夕食 – 夕食時は、野菜を2種類食べるのを習慣にさせましょう。食べないとダメと言う必要はありませんが、いつも言っていると、たいていの場合、食べるようになります。シチューに入っている野菜もカウントされますが、余分な脂肪、塩、砂糖は加えず、肉は赤身にしてください。
お菓子をどうするか
お菓子ということになると、頭を使う必要が出てきます。 「間食の時を思い出してください。普通のお菓子を果物や野菜にするためにできることを考えてください。」とアズマイナは言います。
子供は最も手近なものに手を伸ばします。リビングルームにフルーツが入ったボウルを置いておきます。お菓子を探すのではなく、ボウルから果物を食べさせるようにしてください。
新鮮なフルーツを洗って食べられる状態にして冷蔵庫に置いておくのもいいです。お菓子より魅力的に感じるでしょう。ニンジンやセロリなど野菜も同じです。
家族で外出する日は、間食の出費が大きくなる日です。バナナ、ニンジン、セロリを持って行って、お金を節約してください。
子供に参加させる
子供を果物・野菜選びとその準備に関わらせると、もっと食べるようにすることができます。
「できるだけ早いうちから、果物と野菜の色・形に慣れさせましょう。毎週、お店で興味を持った果物や野菜を選ばせて、一緒に料理の準備をします。キッチンの子供の姿を見ていてください。子供が熱心ではないなら、スイートコーン、レンズ豆、エンドウ豆などの缶詰がおすすめです。無添加の野菜の缶詰を選び、果物の缶詰もシロップではなく天然果汁のものにします。ニンジンが嫌いならばおろしてボロネーゼソースに混ぜて隠すこともできますが、いつもそうするのはダメです。野菜が嫌いだから隠しているということを強調しないでください。代わりに、いろんな野菜をたくさん食べさせてみて、子供が好きなものを見つけてください。」とアズマイナは言います。
できるだけ多くの種類の果物と野菜を子供に食べさせ、生活の一部にさせましょう。