ヘビに咬まれないために

どうすればヘビに咬まれませんか?
ヘビは春、初夏、秋に最も活動的になります。ヘビに咬まれるケースのほとんどは、4月~10月の屋外活動が人気で温暖な時期です。
ほとんどのヘビに毒はありませんが、咬まれるリスクを減らすために下記のような対策があります。
定期的に垣根を整え芝生を刈り取り、庭や近隣の空き地から枝を取り除き、ヘビが好んで住む場所を減らす
背の高い草のある場所で子どもを遊ばせない
薪、枝、木材を動かすときに必ずトングを使用し、隠れたヘビを安全に見つける
背の高い草のある場所を移動するときは、先の地面を長い棒で突き刺し、ヘビを怖がらせる
ヘビがいる可能性のある場所にいくときは、ゆったりした長いパンツやロングブーツを着用する
死骸だとしてもヘビに触らない。 ヘビを見たらゆっくり離れて引き返す
キャンプのときは折り畳み式ベッドで寝る
川や湖で泳ぐ場合、ヘビがいないか注意する
有毒なヘビの種類を把握し、避ける
ヘビに咬まれた場合の兆候は何ですか?
必ずしもヘビに咬まれたと気づくとは限りません。特に、水中や背の高い草の中で咬まれた場合は気づかないことがあります。
ヘビに咬まれたときは、次のような兆候や症状がみられます。
傷口に2つの穿刺痕
傷周辺の赤みや腫れ
激痛
吐き気
嘔吐
呼吸困難
発汗、発熱
指、つま先、傷周辺のしびれやチクチク感
視界がぼやける
下痢
失神
痙攣
速い脈拍
ヘビに咬まれたらどうすればいいですか?
毒ヘビからの咬傷は早急に治療する必要があります。ヘビに咬まれた場合は、すぐに助けを求めてください。
ヘビに咬まれた場合の対処法
落ち着いて助けを求める
できるだけ早く最寄りの病院に行く
極力動かず、傷を心臓の高さより下に保って毒の広がりを抑える
腫れが始まる前に、傷口周辺の宝石類や衣服を外す
ヘビの外見を思い出す。色、形、模様が治療の助けになることがある
清潔で乾燥した包帯で傷口を覆う
ヘビに咬まれたときにしてはいけないことは?
傷口に氷をかけたり、水に傷を浸さないこと
咬まれた場所は絶対に切開しないこと
傷口から毒を吸い取ろうとしないこと
止血帯を使用したり、傷口からの出血を止めたりしないこと
ヘビを捕まえたり罠にかけたりしないこと
傷の痛みを和らげるためにアルコールを飲まないこと
咬まれた後、コーヒーやソーダなどのカフェイン飲料を飲まないこと