子どもは学校を休ませなければいけないぐらいひどい病気でしょうか?

学校を休む
子どもの気分が悪いときは、学校を休むべきかどうかを決めることは難しいかもしれません。以下の内容を参考にしてください。
すべての病気で子どもに学校を休ませる必要はありません。学校を休ませる場合、お休みをはじめる最初の日に学校に連絡してください。
子どもが病気で学校に通うことができないかどうかを決めるときには、常識を使って判断をしましょう。自分自身に以下の質問をしてください。
子どもがその日の学校活動をするのに大丈夫かどうか?不安な場合は、子どもを休ませる。
子供が他の子供や学校の職員に預けても大丈夫な状態かどうか?不安な場合は、子どもを休ませる。
自分がこの状態であれば仕事を休むだろうか?もしそうであれば、子どもを休ませる。
共通の条件
子供が病気である場合でも、通常は健康状態が少し悪いためであると思われます。
子供を学校に行かせるかどうかは、その症状がどれほど深刻だと思うかによって決まります。このガイダンスは、その判断を下すのに役立ちます。
咳や風邪。軽度の咳や風邪の子供は学校に通うことができるでしょう。風邪で熱が上ったり、震えや眠気がある場合、子供は学校をお休みして、かかりつけ医を訪れ、気分が良くなってから24時間後以降に学校に戻ります。子どもがより重症で咳が長く続くいている場合は、かかりつけ医に相談してください。医師は、子供が学校を休み続けるべきかどうかの判断をすることができます。
熱の上昇。子どもの熱が上がっている場合は、学校に行ってはいけません。気分が良くなってから24時間後以降に学校に戻ることができます。
発疹。皮膚の発疹は、水痘や麻疹などの多くの感染症の最初の兆候となります。発疹のある状態の子どもは学校に行ってはいけません。子どもに発疹がある場合は、かかりつけ医の診察を受けてから学校に行かせましょう。
頭痛。軽度の頭痛の場合、通常、学校を休ませる必要はありません。頭痛がよりひどくなったり、熱が上がったり、眠気などの他の症状を伴う場合は、子供を学校からお休みさせて、かかりつけ医に相談してください。
嘔吐と下痢。下痢と嘔吐している子どもは、症状が消えてから少なくとも48時間が経過するまで、学校を休まなければなりません。小児の下痢や嘔吐のほとんどの症例は治療を受けなくても良くなりますが、症状が続く場合はかかりつけ医に相談してください。
喉の痛み。喉の痛みだけでは子供を学校から休ませる必要はありません。しかし、高熱を伴う場合、子どもは休ませなければなりません。
水痘。子どもが水痘を罹っている場合は、すべての水疱がなくなるまで、学校を休んでください。
注意:子供の健康状態が心配な場合は、かかりつけ医に相談してください。
学校に教える
子どもを学校から休ませる場合は、学校に知らせることが重要です。子どもが病気に罹って学校を休む最初の日に、学校に電話をして、子どもを休ませることを伝えます。学校は何の病気に罹ったのか、また休む期間がどれくらい続くかを尋ねるかもしれません。
子どもが予想していた期間以上に学校を休む場合、わかった時点でできるだけ早く学校に電話してそれを説明してください。