心配・パニック症状について知っておきたいこと

症状

心配性について

心配とは、不安や恐れといった感情を指します。誰しもその人生において不安になる時期がありますが、それが継続した問題となっている人もいます。
軽い心配性は役立つ可能性があります。例えば、試験前の不安は受験者の集中力を高めパフォーマンスを上げる手助けとなります。一方、過度の心配は人を疲弊させ、集中を阻害します。

心配症状

心配は、肉体・精神の両方において症状が現れます。
心理・精神的な症状には以下のものがあります。
・度々不安になったり落ち着かなくなったりする
・眠りにつけなくて、疲労感をおぼえている
・集中できない
・短期になる
・必要以上に警戒心が強くなる
・神経がとがって、リラックスできない
・周囲の人からの元気付けを度々必要とする
・涙を催す
人は不安やストレスを感じているとき、身体がアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンを分泌します。これが心拍数の上昇や発汗量の増加といった肉体面における心配症状を引き起こします。
肉体面における症状は以下の通りです。
・心拍数の上昇
・過呼吸
・動悸(鼓動が乱れること)
・胸部の痛み
・頭痛
・発汗
・食欲の喪失
・めまいを感じる
・トイレが近くなる
・そわそわする
心配症状は他の要因によりもたらされたコンディションである可能性もあります。例えば、パニック障害(パニック発作に襲われる)や外傷後ストレス障害(恐ろしい、或いは悲惨な出来事を体験することにより生じる)などです。

心配は有害か

軽い心配は問題ありませんが、長期にわたる心配は高血圧症などのより深刻な病気を引き起こす可能性があります。また、感染症に罹患する可能性はさらに高くなります。常に心配を感じる、そしてそれが日常生活に影響を与えているのであれば、不安障害、またはパニック障害を患っている可能性があります。

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