子どもに健康への意識を高めてもらう方法

子どもの健康的なライフスタイル
子どもにとって楽しいことであれば、健康的なライフスタイルを維持する可能性が高くなります。ここでは、彼らが自分の食事を準備し、ときには調理し、彼らが享受する活動を選ぶのを手助けする方法についていくつかご紹介します。
一般規則として、子どもの食事には毎日次のようなものを取り入れたほうがよいでしょう:
・最低でも5種類の果物や野菜(「1日に5種類」の運動)
・ジャガイモ、パン、パスタ、米などのでんぷん質をベースにした食事にする(可能であれば全粒粉のものを選ぶ)
・牛乳や乳製品(状況に応じて低脂肪の種類を選ぶ)
・肉や魚、卵、豆、レンズ豆などの良質のタンパク質
子どもに食べ物について教える
子どもが6歳ぐらいになったら、自分の体の気づかうことを教えることができます。
・子どもと一緒に買い物に行ったり、食事の用意を手伝ってもらったりする
・子どもに体によい食べ物を料理することに慣れてもらう
・各食品群からどのくらい食べているかがわかるプレートを使う
・食品ラベルの読み方を教える。例えば、お菓子の糖分と脂肪分をチェックしてもらうと、小さい子でさえ、その意味が理解できるようになる
・5歳~6歳の子どもにはオリジナルの料理本を作ってもらい、お気に入りの体によい料理や一流のシェフになるヒントを得たり、買い物リストを作ってもらったりする
子どもの運動を楽しくする
運動は健康的な体重を維持するのにとても重要な要素です。子どもの場合、最低でも1日60分の運動をすることが勧められています。
子どもがあまり運動しない場合は、できるところから始め、彼らができることから始まり、徐々に1日60分になるようにしてあげてください。子ども自身が気持ちいい運動を選べるようになると、だんだん積極的に運動するようになります。
・年長の子どもには、スマートフォンを使って運動レベルを上げてもらうのがいいかもしれません。素晴らしいフィットネスアプリがたくさんあります。中でもMap My Walkは、散歩(またはジョギング)に行くときの歩数をカウントするだけでなく、消費カロリーもカウントしてくれる無料のアプリです。あるいは、歩数計を使って確認するのもよいでしょう
・日中、子どもが運動するようなちょっとした工夫をしてみてください。たとえば、かくれんぼや鬼ごっこ(小さい子どもの場合)、学校まで歩いたりキックスケーターに乗って移動するといったことがあります
・子どものニーズを敏感にキャッチしましょう。彼らがいやいやスポーツに参加している様子が見えたら、恥ずかしさを感じない運動、たとえばダンスやスキップ、サイクリングなどを楽しめるようにしてあげましょう。中には団体で取り組むスポーツのほうが好き、という子もいます。
学校は子どもの健康維持にどのくらい役立つのか
学校は昼食時に、運動や健康食品を与える機会にする必要があります。中には子供が不健康な食べ物を持ってこないように、学校側が親に健康的なお弁当に関するガイドラインを設けるところもあります。
また、学校がサッカーやネットボール、ダンス、武道、体操といった放課後の部活を用意していることもあります。これらは子どもが自分の活動レベルを上げるのに最適な方法です。
毎日の運動にどれくらいの時間をかけているか、学校に確認してみてください。そうすれば、不足分を確認して埋め合わせることができます。