小児期の体重増加および肥満がなぜ問題となるのか

症状

なぜ、体重超過や肥満は子供とティーンエイジャーに問題となりますか?

米国では、子どもと10代のティーンエイジャーの3人に1人が太りすぎ、または肥満です。体重超過または肥満の子供は、年齢を重ねるにつれて、以下のような重大な健康上の問題を起こすリスクがあります
心臓病
糖尿病
高血圧
高コレステロール
喘息
睡眠時無呼吸

また、重度の肥満は肝臓の問題や関節炎を引き起こす可能性があります。
体重超過や肥満の子供は、体重のことでからかわれたり、いじめられたり、体調が悪くなったり、孤立したり、寂しく感じることがあります。そのことで、学び、友達をつくり、他の人と交流する能力を妨げる可能性があります。

子供が太りすぎかどうか、どうすればわかりますか?

子供の成長につれ、体重が変化するのは当たり前のことで、太り過ぎかどうか判断するのは難しいことです。 子供の体重が心配なら、医師に相談してください。 医師は、体格指数(BMI)を算出し、太りすぎかどうか考えます。 BMIは身長と体重に基づく体脂肪のおおよその尺度です。
ネットにはBMIが算出できるサイトがたくさんありますが、子供のBMIのためには使わないほうがいいです。 子供のBMI数値は「パーセンタイル」と呼ばれるカテゴリに分類されるので、医師によって、他の子供との比較が可能になります。子供のBMIが、同じ年齢、同程度の身長、同性の他の子供の85%より高い場合、太っているとみなされます。同じ年齢、同程度の身長、同性の他の子供の95%より高い場合、その子は肥満とみなされます。

他に何が必要ですか?

医師は、子供の過剰な体重と体脂肪の関連を確かめたい場合、皮下脂肪の厚さを測定することがあります。 これは、特定の領域(例えば、二の腕やわき腹)の脂肪の厚さをキャリパーと呼ばれる特別なツールで測定します。
体重増加に加えて他の症状を抱えている場合、他の健康上の問題を調べるために検査を行うこともあります。

遺伝による太り過ぎか肥満ですか?

遺伝は、小児期の太り過ぎや肥満に関わり、家族が体重超過または肥満の場合、リスクはより高くなります。しかし、遺伝は環境および行動との組み合わせで機能します。子供の食事や身体活動の習慣は、体重を決定するうえで遺伝と同じくらい重要です。

病気やホルモンの不均衡、服用している薬によっても体重増加は引き起こされますか?

病気やホルモンの不均衡があれば、ほとんどの場合、体重増加に加え、他の症状があります。 疲労、便秘、乾燥した肌など、子供に何か変わったことがあれば、医師に相談してください。子供の状態に関する情報は、医師の診断に役立ちます。
また、体重を増加させる薬もあります。服用後に体重が増えたような場合、子供が服用している薬についても医師に知らせてください。

年齢が上がれば、太りすぎはなくなりますか?

親が手助けしない限り、子供が太り過ぎから脱け出すのは困難です。 研究によれば、体重超過または肥満の子供は、成人になっても過体重または肥満になる可能性がより高くなると示されています。

子供のために減量食を考慮する必要がありますか?

医師に相談することなく、子供に減量食をさせないでください。 子供たちは、成長するために一定量のカロリーと栄養素を必要とします。

体重超過または肥満の子供のために何ができますか?

いい栄養バランスと定期的な運動が体重を健康的に維持するということを子供に教えてください。いい習慣をつくることは、太り過ぎや肥満を起因とする健康的、社会的、感情的な問題から子供を守ります。
親は子供に多くの影響を与えます。子どもは親を真似るため、親自身が良い見本になることが大事です。子供だけでなく、家族全員が健康的な食事と運動に参加するのです。一時的な「ダイエット」や「プログラム」と考えず、家族全員の健康を改善する生涯にわたる習慣にしてください。
ここにいくつかのヒントがあります:
軽食は、リンゴやバナナのような果物、ニンジンやセロリのような生野菜など健康的なものにする。 家に不健康な食べ物を置かないようにします。
食事には、低脂肪のタンパク質、野菜、全粒粉をたくさん入れる。
ファーストフードの食事を避け、食べる場合も、メニューから最も健康的なオプションを選択する。
テレビ、コンピュータ、携帯電話、ゲームの使用時間は、1日1~2時間以内に制限する。 自分自身も時間を制限して良い手本を示す。
アクティブになるよう、運動をするよう子供を励ます。 毎日少なくとも1時間、体を動かして遊ぶことを目指す。
散歩したり、自転車に乗ったり、一緒に家事をしたり、体を動かすこと、運動することを家族全員のライフスタイルの一部にする。家族のおでかけも活動的なプランを計画する。

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