腹部大動脈瘤の基礎知識~症状、原因、予防法~

症状

腹部大動脈瘤とは?

血管が弱くなり、風船のように異常に大きくふくらむことを、腹部大動脈瘤(abdominal aortic aneurysm)といいます。動脈瘤が大きくなりすぎると、大動脈が裂けたり、破裂することがあります。

症状

動脈瘤ができても特に症状はありませんが、血液がもれたり、瘤が裂けたりすると、次のような症状が起こります。
腹部、そ径部、背中、脚または臀部に突然の痛み
吐き気と嘔吐
腹筋の異常な硬直
腹部の腫れやふくらみ
冷や汗

原因

原因はよくわかっていませんが、一般的に高齢者、特に60歳以上の男性によくみられます。 また、家族内で発症する可能性があります。 以下の要因は、発症リスクを増やす可能性があります。
高血圧
太り過ぎまたは肥満であること
喫煙
高コレステロール
肺気腫

予防法

腹部大動脈瘤のリスクが高い、または症状がみられる場合は、医師に相談してください。 超音波検査で 大動脈の太さを測定し、診断します。
65~75歳の喫煙者(過去の喫煙者も含む)は、超音波によるスクリーニング検査を行います。喫煙をやめ医師に相談しながら、血圧とコレステロールをコントロールする必要があります。

治療方法

治療は、動脈瘤の破裂を防ぐことです。動脈瘤が大きかったり急速に成長している場合は、手術が必要になります。 動脈瘤が小さい場合は、超音波検査で監視し続けます。

医師に質問すべき事項

腹部大動脈瘤の既往があったら、再度発症しやすいでしょうか?
腹部大動脈瘤を避けるために生活を見直す必要はありますか?
注意深く経過観察をすることで安心できますか? 腹部大動脈瘤は破裂しますか?
注意しなければならない副作用はありますか?
痛みが悪化したらどうすればいいですか?
専門医師に診てもらう必要がありますか?
腹部大動脈瘤について参考になる本やウェブサイトはありますか?

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