流涙の基礎知識~原因、治療~

症状

流涙とは

流涙とは、涙が溢れすぎてしまったり、うまく流すことができない病気です。

これは誰もがなり得る病気ですが、幼い赤ちゃんや60歳以上の人に最も多く見られます。これによって、目がかすんだり、まぶたがヒリヒリしたり、目がベタベタしたりします。

流涙が続いたり、目が腫れたりした場合は、主治医か眼科医に相談してください。

流涙の原因

粘膜の異常

目の粘膜(マイボーム線)は、油分を分泌することで涙を乾きにくくさせる働きをしています。

粘膜が正常に機能しないと(MGD、マイボーム線機能不全と呼ばれる)、目のところどころが乾いてしまいます。乾いた部分は痛みを伴うため、それを治そうとして涙が余分に出てしまいます。これが、流涙の最も一般的な原因です。

その他の原因

・下まぶたが目から垂れ下がる(眼瞼外反)-これは涙が排液管に到達するのを困難にします
・まぶたが内側に入り込む(眼瞼外反)
・まぶたの縁の炎症(眼瞼炎)
・閉塞または狭窄した涙管
・眼の刺激(化学的な煙や砂粒によるもの)
・結膜炎などの眼感染症
・アレルギー

流涙はどのように究明され、治療されていますか?

流涙の具体的な原因が分からない場合、詳しい検査のために、主治医は検眼医を紹介するかもしれません。

原因の究明

必要があれば、眼科医によるさらに詳しい検査も受けられます。

眼科医は、局所麻酔薬を使用して涙管の閉塞を探し、不快感を軽減させます。これは、眼瞼の内側の狭い排液溝に小さなプローブを挿入して、それが詰まっているかどうかを判断します。また、液体を涙管に注入し、正常に出るかどうかを確認することもできます。

もう1つの検査では、それぞれの目に特殊な染料を滴下します。5分間通常の瞬きをした後に目に残っている量が多ければ、涙管が閉塞している恐れがあります。

涙管のスキャンが行われることがあります。これは、涙管に特殊色素を注入した後、X線などのスキャンを行い、閉塞の位置を特定するのに役立ちます。

治療法

ドライアイ症候群の結果として余分な涙が出ている場合は、点眼薬を点眼し、症状を悪化させるような活動を避けるように勧められます。

原因がアレルギーや感染症の場合は投薬が必要で、涙管が閉塞している場合は手術が必要な場合があります。

流涙が生活に支障をきたしていない場合、治療を受けないという選択肢もあります。

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