セルフチェックで乳がんの兆候を知りましょう

乳がんとは

乳がんを早期に発見すると、治療の効果が高くなります。

普段、自分の乳房がどんな状態であるかを知ることで、異常に気づきやすくなります。ただし、すべての変化が乳がんの兆候というわけではありません。中には嚢胞や乳房組織の肥厚といった症状の場合もあり、これらは問題ありません。

自分の乳房を知る

乳房の見た目や感触を把握しましょう。見た目や感触は、月経周期に合わせて変わります。
乳房内の泌乳組織は、月経が始まる前の数日間で活性化します。この時期、特にわきの下あたりで乳房が柔らかく、でこぼこしているように感じる女性もいます。

子宮摘出(子宮の除去)後、月経が自然に終わるまで、乳房は毎月同じ変化することが一般的です。
閉経後、泌乳組織の活動が止まります。正常な胸は柔らかく、でこぼこしていません。

国立医療技術評価機構(NICE)は、乳房を知るというのは、以下のようなことを指すと言っています。

・何が正常であるかを知る
・乳房を見たり触ったりする
・見た目の変化を知る
・かかりつけの医師にすぐ報告する
・50歳以上の場合、定期的な乳房検査に参加する

乳がんの兆候

乳房に次のような変化があるとき、乳がんの前兆と考えられます。

・特に腕を動かしたり乳房を持ち上げたりするとわかる乳房の輪郭または形状の変化
・たとえばしわやくぼみなど、肌の見た目や触った感じの変化
・痛みの有無に関係なく、一方の胸やわきの下にかたまりや肥厚した部分、もしくは肌のでこぼこ。これらはもう片方の同じ部分にはみられない
・乳頭からの排出(血がついている可能性がある)
・乳首の湿った赤い部分がすぐ治らない
・乳首の位置の変化。たとえば引きつっていたり、今までと違う部分にあるなど
・乳首の上もしくは周辺の湿疹

これらの変更がある場合は医師に相談してください。

乳房の痛み

胸の痛みが深刻な状態の兆候であるかもしれないと不安になる女性は多いです。しかし、乳がんの痛み自体は乳がんの症状ではなく、胸の痛みは乳がんを発症するリスクを高めることはありません。

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