市販薬(OTC)を上手に活用するために

症状

市販薬とは?

市販薬(OTC)とは、医師の処方箋なしで購入できる薬です。薬局で買うことができます。 OTCは、痛み、便秘、吐き気を緩和し、風邪などの症状を治療することができます。
いつも飲んでいる薬や、はじめて飲む薬についてわからないことがあれば医師または薬剤師に相談し、説明を受けてください。
ほかにも服用している薬があるときは、一緒に飲んでいいかどうかを聞いてください。薬の種類によっては一緒に服用すると重大な副作用を起こすことがあります(薬物相互作用)。

購入する前に注意すること

症状に合うすべての種類の薬をみてください。
パッケージに記載されている「用法・用量」「使用上の注意」などの薬剤情報をよく読んで、その薬がどのような症状に効くのか調べてください。
今、必要な症状を抑える薬を選んでください。 鼻水だけがみられる場合に、咳(せき)や頭痛を治療する薬を選んではいけません。
喘息(ぜんそく)や高血圧など特定の持病がある人は、副作用を起こすかどうかを確認してください。
症状に合う薬や薬剤情報で、わからないことは医師または薬剤師に聞いてください。

ジェネリック医薬品と先発医薬品

医薬品には、先発医薬品と後発(ジェネリック)医薬品の二種類あります。
ジェネリック医薬品は、先発医薬品よりも安価です。 成分表示を比較して先発医薬品と同じ成分が含まれている場合は、ジェネリック医薬品を使用することを検討してください。 ほとんどの場合、先発医薬品もジェネリック医薬品も効き目には差がありません。 選択に迷ったときは、医師または薬剤師に聞いてください。
パッケージに記載されている「用法・用量」「使用上の注意」などの薬剤情報を読んで、以下のことについて注意してください。
名称(ジェネリック医薬品および先発医薬品の商品名)
治療できる症状

服用する期間、服用量と回数

可能性のある副作用と、副作用があらわれた場合の対応

服用の指示(就寝時、食後,食前、毎食後など)
服用中に避けるべきこと(自動車の運転、アルコール、ほかの薬や特定の食べ物など)

OTCを服用するときに注意すること

パッケージに記載されている「用法・用量」「使用上の注意」などの薬剤情報を注意深く読み、指示通りに薬を服用しましょう
薬の量を測るために同封された正規のスプーンやカップなどを使ってください
ほかの病気で飲んでいるすべての薬(OTCおよび処方薬)のリスト*を保管し、緊急時に家族がどこにいるかがわかるようにしておきましょう
先に医師に相談することなく、処方薬の服用を中止したり、服用量や服用回数を変えたり、処方薬とOTCを組み合わせて飲まなでください
OTCか処方薬にかかわらず 、有効期限が過ぎた薬やほかの人の薬を服用しないでください
医師の指示がない限り、錠剤またはカプセルをつぶしたり、壊したり、噛んだりしないでください(薬は完全に飲み込まなければ効き目がありません)。
子どもの目の届く範囲に薬を放置しないようにしてください
*いつ、どこで、どんな薬を処方されたかを記録し、重複投与や薬の飲み合わせ防止のために作られた「おくすり手帳」は薬局で無料でもらえます。

OTCを服用しても快復しないときは?

OTCを服用していても効き目がないと思われる場合は、医師に相談する必要があります。副作用の症状がみられたときや、飲んでいるOTCの効果に疑問を抱いたときは、すぐに受診するべきです。

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