がん治療後にどんなことが起きるのかを知りましょう

その他

彼らのがん治療が終わると、さまざまな感情が出てきます。治療が終わると自分の人生を取り戻し、その経験を断ち切ることができる人もいれば、がんによって身体的、感情的な影響を受けていることに気づき、不安や怒り、うつといった複雑な感情がうずまく人もいます。

がんになった後の感情

あなたは以下のようなことを感じるかもしれません:

・自分の身に降りかかったことによる恐怖、弱さ、悲しみ
・治療が終わり、もうがんケアチームから多くのサポートを得ることがなくなったことによる喪失感
・友人や家族に体験したことを理解してもらえない寂しさ
・がんが再発したときの不安
・元の生活にどうやって戻ればいいかわからなくなる

家族や医師が懸命に支えてくれたので、複雑な感情を抱くことに罪悪感を持つかもしれません。友人や家族を守るために、前向きな態度をとらなければならないと思うかもしれません。こうした感情は時間の経過とともに落ち着いてくるはずですが、それまでの間、こうした感情に対処するためのサポートが必要な場合があります。

また、がんやがん治療後の身体的変化、たとえば脱毛や乳がん(乳房切除術)などに対処することも必要かもしれません。これは受け入れづらく、精神的なダメージを受ける可能性があります。

食欲喪失や疲労、性生活の変化、あるいは服用している治療薬の副作用など、がん治療の短期的、あるいは長期的な影響になおも向き合っているかもしれません。

サポートを受けられる場所

パートナーや家族にがんの経験を話すのが一番いいと思う人もいれば、医療従事者やがん患者と話をすることを好む人もいます。

自分の気持ちを確認し、アドバイスやサポートを受けることができます:

・がん治療ケアチーム―治療が終わったら、さらなる支援を受けるためにどこへ行けばいいかアドバイスしてくれます。がんケアを専門とする心理学者を紹介することもできます。
・サポートグループ―がん治療後のサポートグループは、チャットや経験の共有、お互いに助言やサポートをする場を提供します。

がん治療後の対処に関する自己回復のヒント

がんの肉体的および精神的な後遺症に対処するために、以下のようなアドバイスが参考になると思います:
・自分にやさしく―何を経験してきたのか、どのようにしてうまくいったのかを確認しましょう
・失ったものを悲しむことを自分に許す―そのことが自分にとって正しいと感じたら、話しやすいと思う人を探してください
・家族や友人に、正直に自分の気持ちを伝える―どのように感じているかを伝えましょう。乗り越えるとき、いつもポジティブであるとは限りません
・目標を設定する―難しいときは、友だちやパートナーと外出して、近所のカフェで10分ほど過ごし、その後、外出する時間や回数を増やしていく、といったことでもかまいません
・自尊心を回復する―達成したことに焦点を絞り、これまでやってきたこと、これからやりたいと思う素晴らしいことを見つめる時間を作りましょう
・自分の体をもう一度信頼する―時間が経つにつれて、がんになる前のように自分のことを「健康的だ」と自身を持ち始めるようになります
・うつや不安のサポートを受ける―苦労したり不安になったりしているなら、かかりつけの医師やがんケアチームに相談してください。彼らは、対話療法や投薬治療など、治療の選択肢について話すことができます。

がん後の疲労

がんやがんの治療で疲労感(どっと疲れる)が残ることがあります。
あなたの体に耳を傾け、調整する時間を作ってください。

3つのP(Prioritise, Plan, and Pace yourself)を試してください。疲労が回復し始めるまで、優先順位を決める、計画する、自分のペースをつかむようにしましょう:

・達成したいことを最も重要度が高いものと位置づける
・毎日計画を立てる
・疲れを感じるものがあれば、量を減らして自分のペースで取り組む

適切な方法で運動すれば、体をよく動かすことで疲労を軽減することができます。短時間の運動から始め、徐々に時間を増やしてください。必要以上にがんばらないよう気をつけてください。また、運動の種類を選ぶことも重要です。

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